ムラカミ鋼管の社内勉強会

こんにちは!ムラカミ鋼管です。

ものづくりの世界では、良い仕事をするためには常に学び続けることが大事ですよね。
私たちムラカミ鋼管でも、その理念を大切にして、定期的な社内勉強会で技術やプロセスをブラッシュアップしています。

社内で集まって、細かな技術のコツやノウハウを磨く時間って、意外と新鮮で大切なんです。
ムラカミ鋼管では、そんな時間を定期的に設けて、みんなで加工技術の精度を高めたり、コストを見直したりしています。

外注先に頼む作業の効率化や、自分たちの使う刃物の種類や、機械のちょっとした設定変更が、製品の品質にどれだけ影響するかもじっくりと考えるんです。

良い仕事というものは、最適なバランスを見つけることから始まるものじゃないかなあと思うんですよね。

実際の勉強会について、すこしお話ししましょう。

日々の作業って、意外に奥が深いんですよ。
私たちはただ単に機械を動かすんじゃなくて、それぞれの作業がなぜ必要で、使う道具や機械の設定は本当にベストなのか、どうやったらもっと良いものができるのかをみんなで一緒に考えるんです。

例えば、自動切断機で使用するチップソー、メタルソーといった丸い鋸刃の選択一つを取っても、その細かな仕様が最終的な加工品質に大きく影響するんです。


丸い鋸刃に120の刻みがあるものなのか、それとも160の刻みがあるものなのか、このような違いが、製品の精度にどう作用するのかを深く考えます。

さらに、面取り加工が施されている鋸刃や、スリットが入ったもの、超硬チップが付いた超硬刃など、様々な種類の鋸刃が存在します。

これらの違いが生む効果を詳細に理解し、等間隔で刻まれた鋸刃と不等ピッチの鋸刃を比較検討し、同じコストでより高品質な加工ができるかどうか、より静かに作業を進められるかどうかを検証したりします。

こういった探究を通じてプロとしての自覚を持ち、日々の学びを絶やさず、技術と知識を磨き続けることが大切だと思っています。

ものづくりに新しく飛び込んできた人たちだけでなく中堅やベテランのスタッフにも、この勉強会は新しい発見の場になっています。

小さなことかもしれませんがこうした日々の学びが品質の追求、効率の向上、そして何より、新しい可能性を見つけることにつながっていくと信じてこれからも続けていきたいと思います。